今飲むべきお勧めワイン3選

ノラ・ブラン2017(函館)

函館にあるワイナリー、農楽蔵の佐々木夫妻が手掛ける「ノラ・シリーズ」は、熱烈なファンも多い人気の銘柄だ。その中でも彼ら自身が栽培しているブドウでつくった白ワイン「ノラ・ブラン」。北海道産の冷涼な地域のブドウでつくったワインだと予想して飲むと、口中に広がる熟した果実味に驚く。少しとろりとしているが、口に含んで飲み込むまで引っかかるものはなにもなく、喉に残る果実味がなんとも心地よい。まるで果物を食べているような印象のワイン。

 

自社管理面積/約2.5ha

栽培醸造家名/栽培責任者:佐々木賢、醸造責任者:佐々木佳子

品種と産地/シャルドネ(北海道渡島地方北斗市)

ワインの容量/750l

価格/¥3,850(税込)

つくり/ブドウは房のまま時間をかけてゆっくりとプレス。約1日静置した後、野生酵母で発酵。樽で11カ月間熟成させる。無補糖、無補酸、酵母添加無し。無ろ過・無清澄。自社農園のシャルドネを100%使用しているが、先入観をもたれないように、ラベルにはあえてそれを記していない。

栽培/化学合成農薬、除草剤は不使用。石灰硫黄合剤は春1回、ボルドー液を年に67回撒く。近所から産出する石灰岩を圃場全体に、表土が薄く生育が悪い箇所に堆肥を撒く。雑草は自然な植生で草刈りは年2回。

問合せ先/nora@nora-kura.jp


龍之介2018

今回、ご紹介するのは「龍之介」というロゼワイン。世界的に人気急上昇中のロゼワイン。いまやパリでは、白よりもロゼのほうが人気が高いそうです。日本でも、今年になってにわかにロゼの注目度が上がってきました。このワインの特筆すべき点は、ブドウが完全な無農薬で育てられていること。希少な山幸というブドウ品種を使っています。一口飲んでみて、その愛らしい味わいに魅了されました。ラズベリーに続いて、スパイスの香りが立ち上ってきます。

自社管理面積/約5.5ha

栽培醸造家名/相澤一郎

品種と産地/ヤマブドウ、山幸、清舞、その他交配品種・北海道帯広市以平町

ワインの容量/750ml

価格/¥3,240(税込)
つくり/房のままタンクに投入し40日間低温で静置後、搾汁 。30日間ステンレスタンクで発酵を続けさせる。その後、古樽で6カ月の熟成後、無濾過、ただし粗い澱後、瓶詰め(瓶詰め時のみトータルSO2、15ppm)無補糖、無補酸
栽培/無農薬。ブドウ園の周りは雑木林が取り囲んでいる。
https://aizawanouen.com


2017 中棚ピノ・ノワール

長野県小諸市の御牧ヶ原にあるジオヒルズワイナリーが初めてリリースする、「中棚ピノ・ノワール」です。ワインをグラスに注いでみると、フレッシュなラズベリーの香りが立ち上ります。その香りに、スパイス、土っぽさがしだいに絡まってきて、なんとも妖艶な印象です。濃厚なワインではないのですが、果実味と酸のバランスが絶妙で、しっとりとした仕上がりで心地よい。

自社畑面積/1.5ha

醸造家名/富岡隼人

品種と産地/シャルドネ、メルロー、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、シラー(長野県小諸市御牧ケ原)

容量/750ml  

価格/¥4,200(税込)

造り/果梗を取り除いた粒のものと、房のままのものとを交互に重ねて仕込み、野生酵母で約2週間発酵。その後、古い樽に詰め、少量の亜硫酸添加。補糖・補酸・清澄無し。瓶詰め前に粗いろ過を行う。栽培は化学合成肥料・除草剤の散布はなし。不耕起草生栽培。有機のたい肥を1年かけてつくり、冬にブドウの樹の周りに散布。たい肥は豚糞・落ち葉・もみ殻・そば殻・リンゴ風呂で使ったリンゴなどでつくる。殺虫剤の散布は12回。現状では殺菌剤も7回撒いています。

問合せ先/ジオヒルズワイナリー

TEL0867-96-3658

https://nakadanasou.com/meal/wine/